Mazairac Pierre&Charles Boonzaaijer 1976年 | pastoe


 Mazairac Pierre&Charles Boonzaaijer 1976年 | pastoe


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デザイン史に残るダッチデザインの名作椅子

オランダの老舗ファニチャーブランド パストーのチェア「SE15」です。1980年までパストーでデザイナーを務めていたピエール・マゼラックとカレル・ブーンザアイエが手掛けたプロダクトで、1982年まで製造されていました。

プライウッドの造形を生かしたシートの曲線と直線的なレッグフレームのコントラストが印象的なチェア「SE15」。
サイドから見た時のソリッドな雰囲気とは裏腹に、座ってみるとゆるやかなカーブを持つシートがゆったり優しく受け入れてくれる感触。バックサイドから見た時にはどっしりと骨太な印象も合わせ持ち、1つの椅子においての多面性も魅力です。

ステイン仕上げの美しい木目や接合部に現れる組み継ぎの模様が装飾的に生かされ、シンプルながらも個性が際立つダッチデザインのエッセンスを感じます。  
4脚の椅子それぞれに見られる木目も様々。

1911年に創業したパストーは、近代的な技術発展の潮流の中で、優秀なデザイナーとの共創により、常に革新的なプロダクトを生み出し続けてきた老舗の名ブランドです。いつまでも色褪せないミニマルでタイムレスなデザインが大きな魅力で、ヴィンテージ家具市場においても人気の高いブランドです。
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